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構成の作り方

目次

構成を作成するための準備

  1. KWDの検索意図を考える
  2. KWDで検索結果を見る
    どんなドメインが上がっているか。上位記事が抜けそうなドメインか、難しそうなドメインかを判断。
  3. KSのKWD見る
  4. KSのKWD意識しながら、上位記事の見出しを見る
    どんな見出しがあるか?文字数はどのくらいか?画像や内容はどこまでやりこんであるか?
  5. 見出しを作成する

1.メインKWDの検索意図に答える

検索結果から検索意図を推定する 例)肉じゃが 作り方 ・肉じゃがの作り方を知りたいのか? ・肉じゃがの材料を知りたいのか? ・よりおいしい肉じゃがの作り方を知りたいのか? ・簡単に作れる方法を知りたいのか?検索結果の上位記事をみてどんな記事が評価されてるかを確認して、google、読者に求められている検索意図を推測する googleは読者に求められている答えが書いてある記事を上位表示する。つまり上位記事が検索意図の答えの可能性が高い。 *ドメインが強くて上位表示している可能性もあるため、上位記事=検索意図に答えているとは必ずしもならない。もし、ドメイン弱い個人ブログが上位表示していればそれはコンテンツが良くて上位表示している可能性が高い。なので最も参考になる記事です

2.KWDで検索結果を見る

1ぺージ目にあるドメインがどんなドメインかを確認する

  • 個人ブログがあれば抜きやすい
  • 大手サイト(DRが高い)ばかりで上位表示するのは難しそう
  • EC(アマゾン、楽天)ばかりで、検索結果に表示される枠がなさそう

メイン記事なら、上位に関係なく書きますが、関連記事であれば上位の顔ぶれを見て、執筆する記事をどのくらい注力するか考えましょう。上位記事が強くて、全く上位表示できなさそうなのに、渾身の記事を時間かけて書いてもコスパが悪いです。記事の役割と上位表示の可能性、ライティング工数のバランスを取りましょう。

関連記事はメイン記事を上げるための記事でもあります。関連記事自体が上位表示できれば、メイン記事も上がる可能性が高くなるため上位表示したいですが、ひとまず記事があるだけでも効果があります。なので、上位の顔ぶれを見て、どのくらい注力するか判断しましょう。

3.メインKWDのサジェストKWDを確認する (KSツール)

サジェストKWDとはgoogleの検索バーにKWDを打ち込んだ際に出てくるKWDのこと。メインKWDを調べた人が知りたい検索結果を出してくれる。 例えば、アスタリフトという化粧品を検索した人は、「新商品を知りたい」「オールインワンのアスタリフトを知りたい」などいろいろな検索意図がある。 googleはできるだけ速く答えを出す記事を上位表示するため、「新商品を知りたい」「オールインワンのアスタリフトを知りたい」などの情報を記事中に網羅しておくことで、様々な悩みを解決できる記事と判断されて上位表示できる。 このため**サジェストKWDは、できる限り記事中に網羅するのが望ましい。**ただし、なんでもかんでも網羅していけば冗長な記事になってしまうため、検索者が見やすい整理された記事を作成する観点も忘れてはいけない。 サジェストワードを調べられるツール

●KSツール https://docs.google.com/spreadsheets/d/1HVUOTErRfA1IDmoW3yhfXuAgS_g2hq49R-2d6wFZLmY/edit#gid=254300578
●ラッコKWD https://related-keywords.com/
●getkeyword https://getkeywords.jp/

3.メインKWDの再検索KWDを確認する(KSツール)

再検索KWDとは検索ページの下部に出るKWDのこと 基本的にはサジェストKWDと一緒で、検索者が調べている悩みなので、網羅することで検索上位を狙うことができる。 できる限り記事中で再検索KWDの悩みを解決するのが望ましい。 再検索ワードを調査するツール

●KSツール https://docs.google.com/spreadsheets/d/1HVUOTErRfA1IDmoW3yhfXuAgS_g2hq49R-2d6wFZLmY/edit#gid=254300578
●getkeyword https://getkeywords.jp/

3.PAAを確認する(KSツール)

PAA(People Also Ask)とは、「他の検索ユーザーも行った質問」という意味を持つGoogleの検索画面における機能のことを指します。 これも、サジェストKWDや再検索KWDと同じように読者の悩みなので、記事中に網羅することで検索上位を狙えます。 質問形式なので、記事の下にQAの形で入れると網羅しやすいです。 PAAを調査するツール ●KPツール https://docs.google.com/spreadsheets/d/1HVUOTErRfA1IDmoW3yhfXuAgS_g2hq49R-2d6wFZLmY/edit#gid=254300578 ●getkeyword https://getkeywords.jp/

4.上位記事の見出しや内容を確認する

検索上位記事は既にgoogleに評価されている記事です。つまりコンテンツの答えです。我々は、その評価されている内容を把握して、その内容を書くことはもちろん、上回る価値を提供して、上位表示する必要があります。 そのためには、上位記事がどんなコンテンツで、なにが評価されているかを確認する必要があります。 ・上位記事で網羅されている内容は、記事でも網羅する ・見出し構成、見出しの順番を確認して、見出し構成の参考にする ベストプラクティスは、上位10記事の見出しを見て、10記事に含まれている見出しを組み合わせて漏れなく作ることです。ただし、記事が冗長になってしまうケースが多いため、読者目線で、どの見出しを残すか?KWD目線でどの見出しを入れるべきか?を考えて作成する必要があります。 またサイト内に、既に答えを出している別記事があれば、その記事に「こっちの記事に書いてあるよ」と内部リンクしても良いです。

5.構成を考える

  • 検索意図にできるだけシンプルに速く答える 読者は答えが欲しくて検索しています。 肉じゃがと検索して、冒頭に芋の種類を説明しても読者は離脱してしまうでしょう。 ・検索意図によっては、冒頭リード文に結論を記載する ・リード文に結論は入れなくとも答えが載っていることを示す ・はじめのH2見出しでしっかり結論を書く ・もし検索意図が深い悩みで、結論を言う前に読者の教育が必要なら結論の前に教育の見出しを作っても良いかもしれません。 例)肉じゃが 作り方 H2:肉じゃがを作り方 H2:最高の肉じゃがを作る豆知識 検索意図が明確で悩みも軽いので、結論を先に持ってきました。もし作り方より豆知識が先に来たら読者に離脱されてしまうかもしれません。 例)まつげ美容液 効果 どれ? H2:まつげ美容液の選び方 H2:効果のあるまつげ美容液3選 この検索意図では、効果のあるまつげ美容液を探していることが分かります。はじめに美容液3選として結論を持ってきても良いと思います。もしくは、納得して選びたい人に向けて、3選の前に選び方を入れても良いと思います。 このように、検索意図によって、結論の前に教育を入れても良いケースがあります。ただし、教育フェーズが長いと離脱される恐れがあるので、シンプルにまとめるのが基本です。それも検索意図の悩みの深さを考えて選択しましょう。
  • KWDの重要度を考える KWDはできるだけ網羅することが望ましいです。特にタイトルや見出しを使ってgoogleにKWDを解決する記事だと伝えることが望ましいです。 ただ、全てのKWDを入れることを不可能です。 このためKWDの優先順位を考えて、 ・重要なKWDは必ず入れる ・重要でないKWDは、妥協して省く などの判断をしていく必要があります。ここは経験やスキルが必要な判断になります。 判断の基準を示すと、 ①検索ボリュームが大きいKWDを優先する ②メインKWDの悩みと関連性が深いKWDを優先する ③KPのサジェストKWDを優先する ①はKWDボリューム検索ツールで検索ボリュームを検索するのがベストですが、1つ1つ調べていては時間が足りません。経験があれば、KWDを見ただけで「これは検索ボリュームが多そう」だと分かるようになります。 経験のないうちは ・自分で調べそうなワードかどうか? →「アスタリフト 消費期限」よりは「アスタリフト 使い方」の方が一般的に検索する人が多そうだなと判断する ・KPの(7)などの数値が多いもの優先する などで判断していきましょう。 ②はKPの(7)などの数値が多いものが関連性の深いKWDです **③はKPのサジェストKWD(★がついているKWD)を優先してください。**KPで出しているサジェストKWDは関連性の深いKWDを抽出するようにプログラムを組んでいます。
  • KWDをできるだけタイトル、見出し、リード文、ディスクリプションに入れる googleにKWDをより強いシグナルで送って、KWDの悩みに答えている記事だと示しましょう。 効果の高い順に、 タイトル→H2見出し→ディスクリプション→リード文→H3見出し と考えています。 検索意図や構成の順番などを考慮に入れながら、できるだけKWDを網羅しましょう。
  • 読まれる見出しを考える KWDを意識していると、単調な見出しになりがちです。 読者は記事全文を読まずに、興味のある見出しを見つけて本文を読み始めます。 つまり見出しが魅力的でなければ本文を読まれません。内容を読みたくなる見出しにしましょう。 参考)読まれるタイトルの付け方 https://www.siteengine.co.jp/blog/content-marketing/title-to-be-read/

見出しを作るおすすめの手順

  1. Keywordsarchでkeywordを確認する
  2. 上位記事を見て見出しを確認する
  3. メインKWDと、検索ボリュームがありそうなサブKWD(サジェスト、再検索)を組み合わせてタイトルを作成する
  4. リード文を想像して、はじめのH2見出しを決める
  5. サブKWDの中で検索ボリュームが大きいものの見出しを作る。もしくは本文に盛り込めそうなら見出しにしなくても良い
  6. 上位記事から必要な見出しを考えて見出しを追加する
  7. 読者の気持ちの変化を考えながら見出しの順番を考える
  8. 売りたい商品が売れるように読者の気持ちの変化を考えて見出しの順番を考える
  9. PAAをQAに入れる。既に他の見出しで網羅しているなら入れない選択もあり
  10. リード文、ディスクリプションにKWDを入れて作成する。検索ボリュームが大きい重要なKWDをできるだけ入れる。ディスクリプションには本文に入れられなかったKWDがあれば、入れて網羅しておきたい。
  11. 上位記事、KWDを見直して修正、追加を繰り返す
  12. 完成
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